『オバケだって、カゼをひく!―内科・オバケ科ホオズキ医院』富安陽子、小松良佳
富安さんの話が好きなのは、風土を感じさせてくれるから、
日本のファンタジーだから。
西洋が舞台の本を読んだときとは、はっきりと違う読後感。
自分の中の、どこかの感覚が、動き、澄まされる感じがするのです。
そうゆうわけで、大好きな「ムジナ探偵局」シリーズの続きを待っていたのに、出たのが、「内科・オバケ科・ホオズキ医院シリーズ」だとしても、やっぱりうれしいのです。
続巻をダブルで待てるし・・・。
それに、イラストがいい!
小松良佳さんの描く鬼灯先生は、
イメージも追いつかないほど、文章に書かれた描写そっくり。
それから、扉の描かれ具合が、いい。
こっちがわとあっちがわの境界があいまいな感じが伝わってくる。
中身も、単純なようで盛りだくさんなので、満足でした。
あと、鬼灯って「ほおずき」って読むんですね。
ためにも、なりました。