『人にはどれだけの土地がいるか』トルストイ 原作 柳川茂 文 小林豊 画
結末に胸を衝かれました。
小さいころにもこの話を読んだことがあるような気がしますが、
そのときは、人間の欲の深さをいましめる本、
「舌きりすずめ」の、大きなつづらと小さなつづらと同じ意味なのかと思っていました。
でも、この主人公はむしろ
小さいつづらを選んだおじいさんと同じように
まじめで、勤勉で、寝る時間も惜しんで働くほどの働き者。
けして、楽をして儲けようという欲深ではないのです。
現代なら、事業を拡大していくのは、
正しい企業のありかたのように気がします。
でも、本書違うという。
日本で言えば「足るを知る」ということでしょうか。
(本書は、キリスト教的にまとめてあります。)
・・・なんだか、こわい話だと思ったのは、
主人公は、ただまじめに働いていただけ。
そして、動機において「もっと広い土地を」と思っていただけだということ。
悪魔は、その主人公のいいように計らいをしていただけなのです。
まじめで、勤勉で、働き蜂だと言われる現代人の望みが「富」になっているのならば、
本書は、今一度見直されるべき価値を含んでいるのだと思います。
『自分の力で近視はよくなる!』佐々美代子
MD−SS視力訓練機を使った訓練による視力の回復を
進める本です。
私は、近年近視になったので、
まずメガネを作りましたが、
かけはずしが不便だし、
20代後半まで裸眼だったので、どうも慣れません。
そこで、コンタクトにしたのですが、
眼科ではできるだけ使用しないほうがよいと言われ、
本書でもその弊害がかかれています。
そして、今、流行と言ってもいい、
レーザー等の治療による視力の回復はどうなのか?
私の周りでもレーザー治療等の手術を受けてた人が、
増えてきているのですが、どうも二の足を踏んでしまいます。
できれば、「自分の力で」
目を鍛えることで、視力が戻るなら、
まずその努力をしたい!
この気持ちと一致したのが、この「MD−SS」による視力回復。
とはいえ、読んだだけで、実際に体験したわけではないのですが、
こんな方法もあると知って、興味が湧いたので、
一度、行ってみたいと思ったのでした。