『スパイススパ百科』スザンナ・マリオット
インド、中国、インドネシア、タイ、そして日本から伝わる
スパイスを有効に使ったボディケア
少しの材料を集まれば、
かなり贅沢に、自分だけの自分に合わせたスパが楽しめます。
たとえばハチミツとゴマでスクラブ作ってボディーケアなど
しょうがやゴマ、ドラックペッパーなどの
日本では身近なスパイスの意外な効用・使い方がわかって、
面白いです。
気に入ったのは、自分のドーシャタイプに合う香りを使った
フェイシャルオイルで
アーユルヴェーダ式フェイスリフト(マッサージ)
顔のリラックスで、
肌がクリアにやわらかくなるとだけでなく
魂の覚醒にもつながり、頭痛すら、やわらぎます。
続けたい・・・!
『良寛さんのべからず帖』斎藤茂太
「人間というは、真に愛すべき動物である」
という5章の結びに愛を感じた。
こうすべきとわかっていてもできない、
そうは考えられない私のようにちょっとひねた人間にも
じゃあ、こうすれば?
と次の手、発想の転換を諭してくれて
なんか、納得できるのである。
人間関係のストレスで疲れた心に
短くやわらかいけどピリッとしたエッセーが効きます。
『しあわせいっぱい荘にやってきたワニ』アーシュラ・ウィリアムズ作 吉上恭太・訳 堀川理万子・絵
しあわせいっぱい荘にワニがやってくる話。
なにか起こるんだろうな、って感じはしたけど、
まさか。
これは、通常な感覚からしたら、
ミネアポリスさんのなんとも豪胆な性格は
ありえない!っとびっくりする話じゃないかと
思いますが・・。
豪胆とはいっても、しあわせいっぱい荘の大家さんの
ミネアポリスさんは、
礼儀正しくおとなしくいわゆるきちんとしたご婦人。
その彼女が、こんな?!というところに驚きが。
芯が強いと言うのか、なんというのか
ともかく驚きです。
ワニの色が変わる描写のところが印象的。
ワニも色変わるんだ。
イラストが、イギリス風でとってもマッチいるし、
異国情緒もでていて、とても素敵。
すっかりイラストもイギリスからきたものと思ってしまいました。
『こころと人生』河合隼雄
子ども、青年期、中年、老いと人生にそった
こころのありようについて語られた講演会の記録。
なので、とっても読みやすいです。
わかりやすいし。
青年期の私は、
「青年期の悩み」のところだけ読みました。
自由と無責任について、
アメリカなどに留学する日本人が、
自由と無責任とを履き違えて、
かって気ままにふるまってこまるといった
エピソードが載っていました。
確かに、自由に育てられた青年としては、
何が自由で、その結果責任をとるということがどういうことか
よくわからないままに自由に育ってしまった感があります。
でも、実際、育てる側も、自由に育てよと言われて育てつつ、
ここは責任をもて、と教えるのは難しかったのではないか
と思います。
両者は、一見して矛盾することもあるし、
多分にその人の価値観が反映されるからです。
大人の嘆きも受け止めつつ、
育っちゃった青年にも理解を示しつつ
カウンセラーとしてのありかたについて
書かれたところは、さすが、なるほど、と思いました。
『今日は死ぬにはいい日だ』木戸寛行・作 華丸・画
『無為の力』で河合隼雄さんが紹介をしていた、
『今日は死ぬのにもってこいの日』(ナンシー・ウッド著)を
以前紹介したのですが、
この本は、この「今日は・・・」の他
インディアン(本書はこの言葉を使いますが、以下ネイティブ)
の言葉と、作者の詩の入った絵本のようなかわいいイラストの本。
どんな暗い霧のなかにも
虹の道に通じる回り道がある
ナホバ族
という詩が気に入りました。
生活と文化と生き方、思想がひとつとなって息づく
ネイティブの暮らしに共感するのは
日本でもそういう暮らしがあったからだと思います。
少しでも、自然や宇宙との一体感を感じつつ、
生を送りたいと思うのですが・・・。
「生きている間に、よく生きろ」
アパッチ族
『着物でお出かけ十二ヶ月』平野恵理子
とってもかわいい本。
紙の着せ替え人形がついていて
(イラストを切り取れるようになっている)
イラストが着せ替え用の着物になる。
もったいないから、そのまま読んでいますが
切りとって着せかえしたら楽しそう。
各月ごとに着物とエッセーと
その月の着物のポイントとあって、
季節感が楽しい。
着物って文化だなって思います。
着物で街に出かけようシリーズで
浅草に行こうよってのがあった。
そういえば、みんなで浅草に行ったとき
エセ着物を着ていた友達が観光客から写真撮られてたな・・と
思い出した。
モデル気分を味わいたい方は、ぜひ着物を着て浅草へ。
七月の豆知識
はだしに下駄を履くときに
ワセリンを鼻緒のあたるところに塗っておくといいらしい。
浴衣で花火のときも使えそうだけど、
普段のミュール履くときも、やってみようかな。
『30Days of Napkin Folding』ネナラトネ なつ子
我が家に一冊ほしい実用書。
こんなかわいいナプキンがテーブルにあったら、
どれだけ、食事の時間が楽しくなるかな。
栗原はるみさんも、
よく簡単にかわいいナプキンの使い方を紹介しています。
そこからナプキンに目覚めた私ですが、
こうやって、かわいい本にまとまっているのと使いやすく、
しかも30日分、いかようにも楽しめます。
折り紙の文化があるからか、
ナプキンを折るのは、なじみやすいのかしら。
1日目のキャンドル折り
10日目のホタテ貝折り
26日目のウサギ折りがかわいかったな。
『ウーフはなんにもなれないか?』神沢利子・作 井上洋介・絵
ウーフはなんにもなれないのか?って
挑戦的なタイトル・・。
対照的に、ウーフはとってものんびりした感じ。
ウーフって名前とイラストが本当にマッチしてる。
おねしょから始まるのが、とっても好印象。
なりたいものがある人
もうなっちゃった人
なりたいものにはなれないといわれる人
いろいろで、
なりたいものにまだなれない私には
なりたいものに、もうなっちゃったピピに、いーなって思うけど、
ウーフと一緒に「うーふう」ってがんばるのです。
『ガマ田先生にまかせなさい』富安陽子・作 小笠原まき・絵
ガマ奥さんのつくる
バッタ・ステーキ、テントウムシのグラタンは
それはそれはおいしいそう。
ガマ田先生の食欲にもびっくり。
初めは、バッタさんがかわいそうとか思ったけど、
食物連鎖ってこういうものか、と納得したり。
メインは料理ではなく、
お医者のガマ田先生の名医っぷりです。
ガマ田先生の機転と度胸がとっても面白いです。
ただ、ジェンダー的観点からは、
お料理上手のガマ奥さんとお医者のガマ田先生という設定が
はまりすぎ。
そこをいじれば、もう少し新鮮な話になるのにな、と残念でした。