スポンサーサイト 


[2008/09/08 00:47] | トラックバック(-) | コメント(-)

『直線縫いでダダダッとつくるワンピース』 渡部サト 



『直線縫いでダダダッとつくるワンピース』 渡部サト



どれもなかなかおしゃれで、
しかも直線でダダダッと作れちゃうから、
かたっぱしから作りたい!

今、作ろうと思っているのは、
・皮の肩ひものキャミソール
・スリット入りのチャイナ
・スラブコットンのスクエア
・ダブルガーゼのロングギャザー
・ハイネックのカーゴポケット

まだまだ、書ききれない!
夏、冬、どちらもいけるパターンだから、
これで一年楽しめそう。
[2005/08/31 13:05] 衣服・裁縫 | TB(0) | CM(0)

『だいくとおにろく』 文・小川洋 絵・井上洋介 


『だいくとおにろく』 文・小川洋 絵・井上洋介


子どもの頃、大好きだった一冊。

でも、すっかり忘れてて読み返してみたら、
あまりのシンプルさにびっくり。

劇とかで見たのか、当時はこの世界にどっぷり入って、
だいくと一緒にどきどきしたもんだ。

この絵本は、カバーのとこの女の子のイラストが利いていて、
ストーリーが深くなっている。
すごい。

だいくとおにろく 文・小川洋 絵・井上洋介
[2005/08/30 11:52] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『ハイカラ手ぬぐい案内』 君野倫子 



『ハイカラ手ぬぐい案内』 君野倫子


手ぬぐい好きです!
今、本当にかわいい手ぬぐいがたくさん出ていますよね。

手ぬぐいは、お店に行って、ただ見ているだけでも楽しいけど、
この本には、手ぬぐいの使い方、活かし方がたくさん載っています。

かわいいからって買ってしまったけどハンカチ代わりなだけだった
手ぬぐいが生き生き使えるようになるのです。

そうそう、手ぬぐいはほつれが気になっていたんだけど、
洗うたびにほつれてきちゃってた横糸は、切りそろえていれば、
そのうち自然に止まるのね。
よかった。

あ〜また買いたくなってきちゃった。
でも、意外と高いよね、手ぬぐい。

足袋の型紙を手に入れて、手ぬぐい足袋作ってみたい★★★☆☆

商品合計1,500円以上で送料無料ハイカラ手ぬぐい案内
[2005/08/29 13:44] 暮らし・生活・健康 | TB(0) | CM(1)

『おりおりに和暦のあるくらし』旧暦くらし研究会 



『おりおりに和暦のあるくらし』旧暦くらし研究会


季節感って、今はなんか一生懸命に演出している観があるけれども、
昔はもっと自然に、自然の中にある季節の移り変わりを感じていたのだろう。

和暦は、そんな昔の四季に対する感性を今に伝えてくれるツール。

例えば、8月(新暦九月頃)の呼び名も「葉月」「穂発月」「穂張り月」「南風月」「月見月」「観月」「燕去月」「雁来月」とあり、葉の黄色く紅葉すること、稲穂が実る様、さわやかにふく南風や中秋の名月、渡り鳥の飛来する様が浮かびます。
この月ひとつとっても、8月に対する人々の思いとか期待とかが伝わってきます。

この本には、他にもたくさんのことが、
旬の食べ物にこめられた意味とか、冬至の日に「ん」のつく食べ物を食べると運がつくといわれたという風習とか、
雨の日も楽しみになりそうな様々な雨の呼び名とか、が載っています。

こんな風に、ひとつひとつの物事に込められた意味を知ると、
気付かなければ、ただ過ぎていってしまう年月の中の、
今、という時間が少し奥深く豊かなものになるのだと思います。
[2005/08/28 12:04] 暮らし・生活・健康 | TB(0) | CM(0)

『すいしょうだま〜グリム童話より〜』 作・画:スズキコージ 



『すいしょうだま〜グリム童話より〜』作・画:スズキコージ



スズキコージさんのイラストは、インパクトがあって、カラフルで、とっても印象深くて好きなのですが、これは、ストーリーもとっても面白い。

行きたいところにどこでも行ける帽子を、悪気なくもってっちゃうとことか、「きんきらきんのお日さまのお城」のきんきらきんという表現とか、魔法をかけられたお姫さまに魔法をかけたっていう魔女の正体とか、最後にビルなんかが出てきて、現代っぽいとことか、楽しい。

で、ちょっとひっかかったのが、
きんきらきんのお日さまのお城のきりょうよしのお姫様が、
魔法で、顔はねずみ色をした、くしゃくしゃのばあさんで、
まあ、くさかったっていうわけなんだけど、
きっと、本当の綺麗なお姫様も、歳をとっておばあさんになったらこうなるんじゃないのかな?

それならどっちも本当の姿だよね。

それから、助けたのは、三人兄弟の連携プレーなのに
なんで一番の下の息子が、お城の王様となって
お姫様と結婚できたのかなあ。
みんなで仲良く暮らせばいいじゃん。ってわけに行かないんだろうけど、なんか、ずるい気がする。

魔法使いに魔法をかけられる前に、逃げ出したのが正解か?
主人公が一番下の息子だからか。

まあ、めでたしめでたしなのです。
[2005/08/27 13:28] 絵本 | TB(0) | CM(0)

お風呂ダイエット 監修:上田理彦 


お風呂ダイエット 監修:上田理彦



お風呂に入りながら読みました。
今日からは、やせるお風呂の入り方で入ります。

お風呂ストレッチで引き締めて、
お風呂の湯船で、シャワーで、マッサージ。

汗がだらだらとでて、お風呂上りはとっても爽快!

入浴後はリンパマッサージ。

夜はぐっすり眠れて、
翌朝は、足の疲れもむくみもすっかり取れて、
肌の疲れもとれた感じで、化粧のりがよい。

からだを洗うときの注意点なんかもよんで、ちょっと今までの
入浴方法を変えるだけなのにこんなに効果があるんだわ。

ますますお風呂が大好きになりました。

手軽なダイエットとして★★★☆☆

『しゃっくりがいこつ』 マージェリー・カイラ−:作 S・D・シンドラー:絵 黒宮純子:訳 



『しゃっくりがいこつ』 マージェリー・カイラ−:作 S・D・シンドラー:絵 黒宮純子:訳



最初のガイコツのベットのイラストから、
最後のしゃっくりの行方まで、とってもおもしろい一冊。

ガイコツの生活ぶりなんて、そりゃあ知らないわけで、
もう一挙手一投足がオモシロイ。
ほんと、笑っちゃう。

泣いている子に読んであげる★★★☆☆
[2005/08/26 13:01] 絵本 | TB(1) | CM(1)

『のら犬』 新美南吉:作 鶴田陽子:絵 



『のら犬』 新美南吉:作 鶴田陽子:絵

『ごんぎつね』『てぶくろを買いに』が大好きなのに
他の新美南吉は読んだことがなかった。

そして、やっぱり新美南吉好きだな、と思いました。

のら犬っていいタイトルだから、狐は関係ないのかな?
と思ったら、やっぱり狐がポイントだし。

特に好きなのが、おしょうさんの「おれがわるいよ」ってセリフ。
とっても人間くさくて、人となりが出ていて、いい。

鶴田陽子さんの版画がとってもマッチしていて、
あたたかな、新美南吉の世界にぴったりで、
とってもいい絵本でした。

[2005/08/25 13:08] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『君のいる場所』 作・絵:ジミ− 訳:宝迫典子 



『君のいる場所』 作・絵:ジミ− 訳:宝迫典子

都会に住む二人の男女。
彼には、右に行く癖があり、彼女には左に行く癖がある。
めぐり合うはずのなかった二人が、偶然めぐりあい、すれちがい、
再び会いたいと願っても、お互いさがしているのに、
すごく近いところにいるのに、会えずに・・・。

せつなくて、心温まるラブストーリー。
イラストもおしゃれで、遊び心があって、楽しい大人の絵本。

ちょっと寂しい気持ちのときに、読みかえして、
優しい気持ちになれる本。

都会に暮らすあなたへ★★★★☆
[2005/08/24 14:12] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『「寒天」パワーを使い切る!健康便利帳』 鎌田實 



『「寒天」パワーを使い切る!健康便利帳』 鎌田實

85歳になるうちのおばあちゃまが読んでいたので
借りてみました。

おばあちゃまは、健康のため。
私は、ダイエットのため。

いまや、すっかり、寒天にはまっています。
作るのも、粉寒天を溶かしてジュースなどを入れるだけ。
ほんの10分か15分くらい仕込みは完了。
冷蔵庫でおもしろいように固まってくれます。

寒天ご飯はもちもちというよりべたべたでいまいちなかんじだったけど、
オレンジジュース、野菜ジュース、飲むヨーグルト、
果てはファイブミニプラスまでゼリーにして、
もちろんデザートに食べてもいいけど、
私は、朝ご飯代わりに食べています。

冷たくって、つるんとして、食物繊維がばっちり。

夕飯前にも寒天ゼリーなら、カロリーも低く、
夕飯の食べすぎを防いでくれます。

お通じもばっちり。

まだまだいろんな寒天クッキングに挑戦する予定です。
[2005/08/24 13:05] 医学・薬学・心理学 | TB(0) | CM(0)

『あなたのたいせつなものはなんですか』 山本敏晴 写真・文 



『あなたのたいせつなものはなんですか』山本敏晴 写真・文

カンボジアのこどもたち、ひとりひとりが描いた
「たいせつなもの」

みんな、いろいろで、
カンボジアの家族、国、歴史、
今のカンボジアの様子なんか
みんなの「たいせつなもの」から伝わってくる。

ひとりひとり、いろんなことを考えて思って、感じて
生活しているんだって伝わってくる。

日本の子どもに聞いたら、またぜんぜん違うんだろうな。
他の国では、それぞれの国でまたぜんぜん違うんだろうな。

「わたしは、『人身売買と売買春』が嫌いです」といった13歳の子が
いた。
 その歳で、はっきりとそう言うことが強く印象に残った。

 わたしが、「いちばんたいせつなものはなんですか」と聞かれて
クレヨンと画用紙を渡されたら、何を描くだろうか?
[2005/08/23 10:25] 社会・政治 | TB(0) | CM(0)

『非常識の美学』 森瑶子 



『非常識の美学』 森瑶子

素敵な女性になりたいと、勉強するために読んでみました。
お気に入りを以下二つほど。

「恋のイニシアティブは女がとるべき」
 読むと納得して、もう少しがんばらないとなと思う。
 後になって、後悔するのはいやだもの。
 〜してほしいなって、もの欲しそうに思っていて
 不満を募らせたり、後悔しないように。

「嘘上手」
 男の嘘・女の嘘、納得。
 男の嘘には自覚がない。
   その時点では本気だから。で、うやむやになっちゃう。
 女の嘘には自覚がある。
   だから、嘘については責任をとらなくてはいけない。命がけ。
 でも、最後の著者の「でもなんでこうなるの?悪いことなんてしてないのにねえ〜」
 に妙に納得
[2005/08/22 23:56] 文学・評論 | TB(0) | CM(0)

『愛がなんだ』 角田光代 



『愛がなんだ』 角田光代

主人公の「山田さん」の気持ちとか考え方とかがよくわかって、

幸せな恋愛じゃなくても、マモちゃんが好きで、
そのために、会うのをやめようといったマモちゃんに
最後に言ったセリフ、すごいと思う。

言い訳は何でも言いから、恋人になれなくても一緒にいたい人と
いられるための、決まり文句。
そんなことをずっと考えていないとでない文句。

やっぱりそこに行き着くよね。

そこから抜け出したナカハラくんも、すごいよ。
交際できないのに葉子さんを好きでいるのに疲れたわけじゃない、
あれこれ要求を満たしてやることに疲れたんじゃない、
けど、そんなのを越えて葉子さんを好きでいる自分自身に
怖気づいたのでもないと思う。

自分を大切にしたのじゃないかな?

山田さんみたいに、好きだから、どんなかたちになっても
好きでいることを選んで突き進むのも、
自分の気持ちを大切にしていることにはなる。

でも、結局、相手が求めていないのに、相手のためだとか
思ってすることは独り善がりにすぎないのかもしれなくて、
ナカハラくんみたいに考えて、
葉子さんとの関係を、葉子さんを好きでいることをやめて、
新しいことを始めたり、また誰かと出会うってことは
ナカハラくんが自分の人生を歩き出すってことな気がする。
もっと、ナカハラくんを誉めてあげたい。

恋愛は、相手も自分も幸せでないとダメだと思う。
自己満足じゃなくて。

今は、つきあいかたも曖昧で、
どこからどこまでが恋愛で、つきあうってことで、
それとは違う友達関係がどこからとか、決まってないし、
そんな輪郭のぼんやりした世界をそのままに描いた本。
いきつくとこまでいくと、こんな感じなのかなって
先行きを見せてくれる。

仲はいいけど、つきあってるってよくわかんないって人にオススメ★★★☆☆
[2005/08/21 12:56] 文学・評論 | TB(0) | CM(2)

『忘れたらゆるさない』 沢井いづみ・作 若菜等+Ki・絵 



『忘れたらゆるさない』 沢井いづみ・作 若菜等+Ki・絵

怪談で怖いって言うより、
人間って怖い。
思いつめたら、怖い。

思い込んで、自分でも止められなくなって
他人からも距離が出来て、
ますます一人で思いつめて、
救いがなかったんだね。

身近な人ほど、かえって、そういうときはだめだったりするからね。

でも、許されてよかったね。
許されてよかった。

どっちかっていうと、
許してあげた人の方を主人公にした方がよかった気もするけど。
そしたら、もっと怪談ぽかったのでは?

小学生向き★☆☆☆☆
[2005/08/21 00:20] 児童文学 | TB(0) | CM(0)

『All Small Things』 角田光代 



『All Small Things』 角田光代

ちいさな、地味な、ささやかな、そんな恋の話が
なんだか、とっても幸福で、不思議なつながりを持っていて、
満たされた気持ちになる。

すべての話を無理やり自分に置きかえてみなくても、
私のなかには、私のちいさなストーリーがある。

河合隼雄の本で読んだ「人は皆、自分の物語をもつ」という言葉を思い出す。他人にとって、ちいさな、つまらない話でも、本人にとってはきらきら輝くストーリー。で、意外と、そういうことって誰もが共感できることだから、結局小さなつまらないはなしって、すごくすてきなしあわせな話でもあったりする。

ブルーハーツの歌で、
「なるべくちっちゃなしあわせと、なるべくちっちゃなふしあわせ、なるべくたくさん集めよう。そんな気持ちわかるでしょ」って歌詞が
あった(たぶん『情熱の薔薇』)。

若かりし当時は、なるべくおおきなしあわせの方がいいとおもうって
思ってたけど、
結局今は、ちいさなしあわせをたくさん集めてしあわせなのだと思う。

やっぱり、小さなつづらを選んだ『したきりすずめ』のおじいさんが
正しかったんだ。あの話は、欲張ってはいけないよっていう話じゃなくて、小さなしあわせを大切にって話だったんだな。
[2005/08/20 14:59] 文学・評論 | TB(2) | CM(2)

『しあわせのねだん』 角田光代 



『しあわせのねだん』 角田光代

外国旅行に行って、お金を使う。
円換算しなくても、それが高いか安いか判断できたら
その場所が見えてくるって、納得。

一個一個のエッセーは、どれもおもしろくって、
一気に読んでしまった。

けど、一番最後のエッセーが躓(つまづ)きの石。

確かに、使ったお金はその人の基礎になる。
装飾品に使った人は、装飾品にくわしくなり、
映画を見まくった人は、映画にくわしいし、いろんなことを知るだろう。
どこにお金をどう使うかってこと自体が、その人の人間性の現れだと思う。

でも、お金をためて使わなかった人が「中身がない」っていうのは
ないんじゃない?
旅行も行かず、外食もせず、飲まず、映画も見ないから「中身がない」人はいるかもしれないけど、どんなにじゃんじゃんお金を使っても「中身がない」人はいるでしょう。

テレビで「今は、お金がないと遊ぶことも出来ない時代だから」って
中高年の男性ゲストがいっていた。
お金をかけなくても、できること、学べるものはたくさんある。
むしろ、お金をかけないようにすることで、学べることもある。

そこは抑えた上で、すべてが金銭換算される現代社会において
ねぎそば390円って、空白330円って、冷蔵庫136000円て何か、
を楽しめるおもしろい本。
[2005/08/19 15:44] 文学・評論 | TB(1) | CM(0)

『おばあさんの青い空』 片山 健 



『おばあさんの青い空』 片山 健

ビルの合間に立つちいさなおうちを見た私は、
すぐに『ちいさなおうち』(バージニア・リー・バートン作・絵)
を連想しました。

『ちいさなおうち』では、おうちの住民は表立って出てこないけど、
この本では、大家のおばあさんとおうちを借りているコジさんがいて、
ちいさなおうちが生き生きするのです。

このコジさんの素敵なこと。
私は、『モモ』(ミヒャエル・エンデ)のモモを連想してしまいます。
コジさんがいれば、ちいさなおうちが、地底の宮殿にも、緑の楽園にも嵐にもまれる難破船にもなるんです。

そして、これが絵本の醍醐味。
そのイラストの素晴らしいこと。

小さいときのように、毎晩読み返したい絵本。
コジさんの旅立っていった国々に思いをはせて、
素敵な夢が見れそう。

「ひかりあふれるみどりのらくえん」★★★★☆
表紙を見ただけであふれる期待感★★★★☆
[2005/08/19 11:09] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『そんなときなんていう?』S.ジョスリン・文 M.センダック・絵 谷川俊太郎・訳 



『そんなときなんていう?』S.ジョスリン・文 M.センダック・絵 谷川俊太郎・訳

「わかき しんし しゅくじょの ための れいぎさほうの ほん」

ですから、
「ありがとう」
「どういたしまして」
から
「ケーキをとっていただける?」
まで
こんなときなんていったらいいかが学べます。

もちろんつまらない礼儀の本なんかにはなっていません。
『かいじゅうたちのすむところ』でおなじみのセンダックの
かわいいイラストと、おもしろいシチュエーションで
楽しく、おかしく、冗談みたいに、ご挨拶が学べるわけです。

一番最初の、あかちゃんぞうに「はじめまして」が一番すき。
ぞうにだって、紳士・淑女らしくなくてはならないのです。
[2005/08/18 12:51] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『かさをささないシランさん』谷川俊太郎+アムネスティ・インターナショナル 作 いせひでこ 絵 



『かさをささないシランさん』谷川俊太郎+アムネスティ・インターナショナル 作 いせひでこ 絵

手紙を書くというアムネスティの方法がいかに大切か伝わってくる。
感情的なところがないだけ、静かにリアルに伝わってくる本。

シランさんはふつうの人
ボランティアもそうそうしないし、
かわいそうな外国のこどもたちになにかするわけでもない
罪もなく牢屋に入れられている人だって、
本当に悪いことをしたのかもしれないって思う

ある意味ふつうの感覚

だからむしろ、シランさんが傘をささないからって
逮捕される方が、非現実的な気がする
そんなことないよって読んでしまわれたら、
伝わらなくなっちゃう。
今の日本じゃ、あんまりないように思われて、
かえって人ごとみたいに思われないか、
子どもの絵本としては心配。

他人と考えが違うからって、逮捕されたり、
そこまでいかなくても不利益を受けること、
外国でもそうだけど、日本だって起こってることを
伝えるところが必要かなと思いました。

でも、とにかく、手紙を書くってことが
大切なことだってわかる。

それから、同じ時代を生きている者として
何かをしなくてはいけないということ。

ホワイトバンド、はやってますけど。
[2005/08/17 10:33] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『おうちでパーティ!―親子で楽しむちっちゃなおもてなし』 「赤ちゃんとママ」編集部 



『おうちでパーティ!―親子で楽しむちっちゃなおもてなし』 「赤ちゃんとママ」編集部

とってもかわいらしくって、
小さな子どもがいたら、絶対やってみたい。

宝石みたいな野菜ゼリー寄せとか
ラディッシュのぶたくんとか
ピンクのサラダとか
ホットケーキミックスでできちゃうピンクのシフォンケーキ

何もかもがシュガーピンクで染まった
シュガーピンクのパーティもいいけど、
涼しげなブルーのおさかなコーディネートも
暑い今の季節に、ぴったり。

彼氏をおもてなしするのに、こんなかわいくしたら、
引いちゃうだろうなあ。
やっぱり、小さい子がいないとね。

せめて、お花がたのトーストや
アヒルがたのホットケーキにするために
かわいいクッキーの抜き型くらいは、今から集めておきたいな。

ピンクのお姫様エプロン&紳士になりきりエプロン★★★☆☆
フルーツポンチのなつかしさ★★★★☆

[2005/08/16 13:12] 暮らし・生活・健康 | TB(0) | CM(0)

『おばけリンゴ』 ヤーノシュ 



おばけリンゴっていうタイトルもすごいけど、
中身もなかなか。

小さいときは、よくわからなくって「ふうん」って
そのまま読んでたけど、

久々に読んだら、なんかちょっと考えちゃいました。

ハッピーエンドなんだけど、釈然としないかんじ。

「欲」ってことなのかな、テーマがあるとしたら。
でも、リンゴが1個欲しいっていったワルターも
別に欲張りってわけじゃないし、
そのリンゴのためにすごい頑張ったし、
結局、役に立ったわけで。
これを教訓ともいえないし。

だからといって、
別に、よく考えて、お願いをしなさいっていう
テーマなわけでもないような。
他人があたりまえに得られるものでも
自分には手に入れられないこともあるってことを受け止めよ。とか?


まあ、したたかなワルターがいい感じなのかな。
だいたい、子どもの絵本の主人公が
さえない感じの髭のおじさんっていうのは、珍しい。

そんなワルターに、ふつうのリンゴを!
[2005/08/15 13:23] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『10までかぞえられるこやぎ』 アルフ・プリョイセン・作 山内清子・訳 林明子・絵 



『10までかぞえられるこやぎ』 アルフ・プリョイセン・作 山内清子・訳 林明子・絵

絵がとってもかわいい。
天然なこやぎが、かわいい。

おおきなかぶみたいな展開だけど、
勢いがあって、スピード感がある。

小さい子が、数を数えられるようになったころに
読むと面白いんだろうな。

英語やフランス語やいろんな国の言葉のバージョンを
読んでみたいな。

どうやら作者は「小さなスプーンおばさん」の作者らしい。
[2005/08/14 11:39] 絵本 | TB(1) | CM(0)

『弥次さん喜多さん』来栖良夫・文 二俣英五郎・画 



『弥次さん喜多さん』来栖良夫・文 二俣英五郎・画

きっかけは「子どものとき、弥次喜多道中が面白かったよ。」
という友人との会話から。
そんなとき新聞でも弥次さん喜多さんがコラムで載ってたりして、
ヤジを飛ばすって、ヤジさんからきているのかな?
弥次さんの本名は弥次郎兵衛(ヤジロベエ)だけど、
おもちゃのヤジロベエと関係あるのかな?
ドラゴンボールのヤジロベエが着物なのは、
この弥次さんがもとなのかな?
と興味は尽きないので、読んでみました。

『東海道中膝栗毛』(十返舎一九)をいきなり読むのは
ハードルが高そうだったのですが、
これは、子供向けでわかりやすく、
さらりと読めました。

弥次さん喜多さんの掛け合いも面白いけれど、
言葉遣いとかが、江戸っ子口調とか、
東海道中の地元言葉だったりとか、
雪隠(せっちん=便所)とか、ゴマの灰(どろぼう?)とかの
昔の言葉とか
そんなとこが面白かった。

あとがきにあるけど、
地図を見ながら、読んだら面白いだろうな。

電車で読んでいたのですが、途中、
弥次さん喜多さんの住んでいた八丁堀から一駅手前で乗り換えて、
東海道の始まりの日本橋を通過して、
それだけでもなんだか弥次喜多道中が身近に感じられました。

[2005/08/13 19:44] 児童文学 | TB(0) | CM(0)

『落語ワンダーランド』 ぴあ 



『落語ワンダーランド』 ぴあ

読んだら寄席に行きたくなる。

最近のお笑いブームに乗って、
さらに足を伸ばしてみたら落語に行き着きました。

もっぱらNHK「笑いがいちばん」から吸収していますが、
この本には作品100席&噺家100名が載っているから、
見たことある人、聞いたことある話しが確認できて面白い。

五代目とかよくわからなかったけど、
歴史上の人物みたいな人も、
新しい人も載っていて、
テレビで見かけた人が、あれ、落語家だっだんだわ
と思うことも。

で、とにかく、ガイド読んだら、実際行って笑わないとね。
上野も浅草も新宿も通り過ぎるばっかりだったから、
入ってみたいな。

若いカップルもどうぞって書いてあるよ。
中で、食べたりしてもいいんだって。
追分団子食べながら、素敵な私の笑顔を見てね。
助六買ってあげるからさ。
[2005/08/12 15:46] エンターテイメント | TB(0) | CM(0)

『きもの草子』 田中優子 



『きもの草子』 田中優子

着物を着るということは、一つの生き様なんだと思う。

ひと月ごとの着物の紹介は季節感を感じさせる。

そして、着物のエピソードや布のはなしから、
着物の成り立ちにも、それを作る人にも着る人にも
奥深さを感じる。

着物の手入れや着こなしのポイントについての解説もあり、
また、小物の紹介もあって実用的な本とも言える。

なにより、この人の着物への向き合い方とか
それを含めた、生き方というか、
なんかそういうものが伝わってくる。

うちにも、祖母の着物とか、よそから素敵な着物を頂いたりして、
私も着物を着たいと思っているけど、
本当は、着物や着物の着付けとかだけじゃなくて、
その人の着物への思いとか、思い入れとか、生き方とか
そういうものを受け継いでいくことが着物を着ていくということでは
ないかと思った。

そういう素敵な本でした。
[2005/08/12 11:36] 衣服・裁縫 | TB(0) | CM(0)

『WOMAN 女性のからだの不思議 (上下)』ナタリー・アンジェ 



『WOMAN 女性のからだの不思議 (上下)』ナタリー・アンジェ

非常にためになる本です。
自分のからだのことは、わかっているつもりでも
実際のところよくわからないし、
特に女性の性については、
古くからあがめられてきた学説も誤りが多く、
現代では商業的で誤った知識がまかり通っています。

でも、この本は、ピュリッツァー賞、ルイ・トマス賞など数々の栄誉に輝いた科学ジャーナリストが著者であるだけあって、
適切だし、内容もとても新しいものです。
一般にまかり通っている誤った知識を横目で見つつ、
小気味よい語り口も面白く、興味とあいまってどんどん読めます。

一般の文献でもなかなか知識の得られないクリトリスに関する一説は特に興味深いです。

「クリトリス」と「女性のオーガズム」「女性のセクシャリティ」をきちんと知るのには良書です。

その他、膣、乳房、子宮および閉経など、
一読に値すると思います。
[2005/08/11 23:50] 医学・薬学・心理学 | TB(0) | CM(0)

『小さなビオトープガーデン』 泉健司 



『小さなビオトープガーデン』 泉健司

ビオトープガーデンとは、野生の生き物達が集まる庭のこと。
というわけで、
蝶や小鳥やコオロギなんかも呼んじゃう庭づくり。

必ずしも水辺が必要というわけではないそうですが、
やはりビオトーブっていうと、
小鳥の水のみ場なんかがあるイメージ。
その作り方も載っています。

ベランダしかないような我が家でも、
ミニウォーターガーデンで、涼しげな雰囲気を出したりもできる。
そこに、タニシとか、ミジンコとかアカヒレなんかを放しちゃうところが、ビオトープガーデンらしい。

ちなみにうちのベランダのレモンは、
青虫やゲジゲジに激しく食い荒らされて、
虫か、蜜か、ブルーベリーか、狙いはわからないけど
蝶やら蜂やら蜘蛛やら小鳥やらも来て
これは、ビオトープガーデンなのかしら?


トンボがやってくる庭づくり載っています★★★☆☆
[2005/08/11 10:50] ガーデニング | TB(1) | CM(0)

『騎士とドラゴン』 トミー・デ・パオラ・作 岡田淳・訳 



『騎士とドラゴン』 トミー・デ・パオラ・作 岡田淳・訳

岡田淳が訳なので興味をもったのですが、
イラストもなかなかかわいい。

岡田淳さんは、ご自分もドラゴンが出てくる本をいくつか書かれているし、ドラゴンお好きなんですね。

一番初めのページに
「赤い翼がある友人たちに」
ってあって、
この絵本のドラゴンは赤い翼をしているのだけど、
アメリカのことでもあって、テロ組織のことでもあって
それ以外の、今、戦わないといけないと思っているみんなのこと
なんじゃないかな、と思った。
もちろん、日本も同じ穴のムジナ。

騎士もドラゴンも、本をよく読んで研究する姿が
かわいい。本を読むってとこがうれしい。
『しっぽでビュン』ってちょっと読んでみたいな。
こんなすてきな訳したの、岡田淳さんでしょ。
[2005/08/10 12:56] 絵本 | TB(1) | CM(0)

『おしゃれなインドア・グリーン』 主婦と生活社 



『おしゃれなインドア・グリーン』 主婦と生活社

基本的にハイドロカルチャー(=水栽培)の本。
インドア=室内ですから、
土を持ち込むのにはためらいがあった(というか反対派が根強い)。
でも、大丈夫。
ハイドロカルチャーにすれば、土不要で、とっても清潔。
排水の心配もないから、受け皿に水がたまって腐るってこともない。

写真満載で、部屋にこんなに緑をおけることにびっくり。
それに、やっぱり緑があると、なごむ。
部屋の雰囲気が全然違う。
癒されたい!

というわけで、
ハイドロカルチャー用の人工培土を見に行ったら、
けっこうするのね・・・。
器によっても雰囲気違うから、絶対容器にもこだわりたいし、
欲しい植物も探す必要があるかもね。
植物調査期間をおいて、
もう少し懐に余裕が出来て、
お部屋にも余裕が出来たら、
また挑戦しよ。


配置や器や植え方も丁寧★★★☆☆
苔だま、石づけも載ってます★★★☆☆
テラリウムが新しい★★★★☆
[2005/08/09 17:02] ガーデニング | TB(0) | CM(0)

『ふきまんぶく』 田島征三 



『ふきまんぶく』田島征三

いまでこそ、「おおっ」とインパクトの強いだけど
子どもの頃は、子どもの顔やふくまんぶくのまるまるとした感じが大好きでした。

都会化されたうちのあたりでは、
小さいときからふきまんぶくを
見ることもなかったのだけれど、
今年はたまたま、谷川岳に行ったさいに、
たくさん見ることが出来ました。
それで、この本を読み直したくなったのかも。

本当は、今ごろの暑い夏の日の夜のお話。
眠れないふきちゃんと遊んでくれるフキのところも好きだけど
夜じゅう探してくれたとうさんの背中で眠るふきちゃんは
とってもしあわせそう。

おうちに一冊★★★★☆
[2005/08/08 19:53] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『タンゲくん』 片山健 



『タンゲくん』 片山健

たっぷり見ごたえのある絵本。
タンゲくんの猫っぷりがかっこいい。

そんなかっこいいタンゲくんだから
飼い主の女の子も、幸せと不安とが、これはもう恋みたいなかんじ。

一緒にごろごろいって寝る幸せ。
外であっても知らん振りされちゃうのがせつない。
でも、家の中では私が呼んだときだけきてくれる。
ケンカも強い(たぶん)タンゲくんだけど、
苦手なものもあってかわいい。
もしかしたら、他のかわいい女の子に飼われているのかも。
本当は、どこかにおくさんやこどもとくらしているのかも。
ちょっと不安でちょっとせつない。

でも、猫ってそんなもんだよね。
私もこんな猫みたくなりたい。
もしくは、タンゲくんみたいな人と一緒にいて、
こんな風にせつなくも幸せなかんじなのもいいな。

ひざで眠っているタンゲくんが起きないように
じっとしていてあげて、
こっちも寝ちゃったりするんだよね。
そんな幸せ。
[2005/08/07 19:51] 絵本 | TB(0) | CM(0)

『むかしのおしゃれ事典』 文学ファッション研究会 



『むかしのおしゃれ事典』 文学ファッション研究会

使える!
わかりやすい!
ちょっと昔の本を読むときに欲しい。

どうしても、当時の服装なんて想像できず読んでいたけど
「作家が書いた定番スタイル」では
*女給スタイル
*深窓の令嬢スタイル
で、『放浪記』(林芙美子)も『三四郎』(夏目漱石)の美彌子も
ぐっとリアル。

岡本太郎がこどものころ縛られていたという
兵児帯ってこれだったのか。

らんま1/2にでてくるあのパンツは「ズロース」かあ。

「あっぱっぱ」って、そんな服あったのか。

と楽しみました。
[2005/08/06 20:02] 衣服・裁縫 | TB(0) | CM(0)

『桃』 姫野カオルコ 



『桃』 姫野カオルコ

雑誌に載っていたので、読もうと思ったら
結構な人気で予約待ちして借りました。

本当は「桃」が読みたかっただけなんだけど
この本はそういう本じゃなかった。

六人の全く違う語り口で、6つの短編が入っていて、
同じ出来事を語っているんだけど、まるで全然違う話みたい。

「人それぞれ通過した時間が違う」とあとがきにあった。

現実も本当はそうなんだけど、
確かに一つの出来事で、
一緒にいたから同じことを経験しているという錯覚に陥ってしまうけど
本当はこんなにも違う世界を生きているんだって認識します。

ヨースタイン・ゴルデルが
人は生まれてきたときに、新しい世界をひとつプレゼントされるんだ
っていうけど

それってこういうことでもある、
こういうことなんだっておもう。

それぞれの人に、世界が一つある。
同じ地球に生きているみたいに思っているけど、
それぞれの人に、それぞれの地球。それぞれの宇宙。
[2005/08/05 12:17] 文学・評論 | TB(0) | CM(0)